唄の小部屋


  僕が書いた詩の世界を紹介するページです。ごゆるりとご覧ください。




 『 あ 』
   「朝焼けを見に行こう」    「明日を求めて-西へ西へ-    「逢いたかった」
   「幼い日の思い出」    「 If you meet ! 」    「新たなる人生」
   「一日の終わりに」    「あかね色の空の下」


 『 か 』
   「こんにちは さようなら」    「海岸の風景」    「君の愛にサヨナラ」
   「哀しい文句のラブソング」    「言葉を忘れた人達よ」    「君に会いたくて」
   「 Go To The Beach 」    「君がいた あの頃」    「今年の夏は雨ばっかし」


 『 さ 』
   「 Spring Wind -窓を開けて-     「 See You Agein My Friend 」    「 人生70年 」
   「 少し、おやすみ 」    「 自転車 」    「 背伸びして のぞいたよ 」


 『 た 』
   「 DEFEND GREEN 」    「小さな自分」    「 Take a first step 」
   「 Try again 」

 『 な 』


 『 は 』
   「初めての出来事」    「 放浪詩人 」      「 一人暮らしの自分 」

 『 ま 』
   「まぶたのスクリーン」    「めぐる季節に」    「無 題」
   「もうやめよう」

 『 や 』
   「 夕 陽 」

 『 ら 』
   「6月の雨の中で」    「 Love song -ラブソング-

 『 わ 』
   「笑ってきっと話せるさ」






        「朝焼けを見に行こう」



   悲しみ、苦しみ、辛い時あるよね
      落ち込む時、へこむ時、一人で考え込んでいる

   曇った空見上げても 涙がこぼれるだけだろう
      君は一人じゃないんだよ こんなに仲間が居るじゃないか

   朝焼けを見に行こう 始発電車に飛び乗って みんなで見に行こうよ
    朝焼けを見に行こう 始発電車に飛び乗って みんなで見に行こうよ



   悲しみ、苦しみは 乗り越えられたかい
      一人悩むのは やめたかい 何時もの元気が出てきたかい

   辛い気持ちは吹っ切れたかい 何時もの笑顔が戻ったかい
      君は笑った その笑顔が 絶対絶対似合ってる

   朝焼けを見に行こう 始発電車に飛び乗って みんなで見に行こうよ
      朝焼けを見に行こう 今日も一日気持ち元気で 頑張って行こう

   朝焼けを見に行こう 始発電車に飛び乗って みんなで見に行こうよ
      朝焼けを見に行こう 今日も一日気持ち元気で 頑張って行こう


   index







      「笑ってきっと話せるさ」



   長い人生の中では いくつかの出来事が
        繰り返し 繰り返し 訪れるものさ

   いつか恋して別れがきても
        時が流して くれるはず

   涙する事も、あるだろう自分のしてきた事に
        それは人生の一コマの 心の中の ほんの一ページ



   雲が形を変えて 流れて行くように
        人の心も同じように 変わって行くさ

   いつか傷ついた心の痛みは
        時が癒して くれるはず

   どんな嫌な思い出も どんな悲しい思い出も
        笑ってきっと話せるさ その時まで何も言わずに

   どんな嫌な思い出も どんな悲しい思い出も
        笑ってきっと話せるさ その時まで何も言わずに


   index







      「こんにちは さようなら」



   校舎の窓越しに ジャングルジム見ている
        授業も聞かず 外の風景ながめている

   いくつもの思い出が 出来て行く
        まるで時間が、ゆっくりと 流れているかの様に

   桜の花 咲く頃 友と別れ
        涙流し手を振った あの頃 あの時

   「こんにちは さようなら」 「さようなら こんにちは」
        人は、出会い別れ繰り返し 大きくなって行く



   僕も、いくつかの出会いと別れ 繰り返してきた
        その度毎に僕は こう思うんだ

   人は、支え合う為に いくつもの出会いがあると思う
        人は、大きくなる為に いくつもの別れがあると

   意味の無い出会いなんて あるはず無いよね
        人と出会い道しるべ 光り射す事もあるよね

   「こんにちは さようなら」 「さようなら こんにちは」
        人は、出会い別れ繰り返し 大きくなって行く

   「こんにちは さようなら」 「さようなら こんにちは」
        涙拭き笑顔かわしながら 両手でドアを開ける

   涙拭き笑顔かわしながら 両手でドアを開ける



   index







       「DEFEND GREEN」



   僕達の星から 緑が消えて行くよ
        灰色のカーテンが 取り巻いて行く

   どこまでも青い空と海 緑の大地を
        人は皆 忘れかけている この星の姿を

   みんな生きてるよね 空も、海も、この大地も
        鳥も、けもの達も、そして君も そして僕も



   古い木が切り倒されてく コンクリート アスファルトに
        時代という 時の流れに 押しつぶされて行く

   進み行く 街と緑とが 共に手を繋いで
        未来まで暮らして行けたら どんなに素晴らしいか

   子供達のため 緑を、自然を 大切に
        僕達のこの手で 守って行こうよ いつまでも

   子供達のため 緑を、自然を 大切に
        僕達のこの手で 守って行こうよ いつまでも

   いつまでも    La la la 〜



   index







      「海岸の風景」



   海の青さに 輝く夕陽
       遠くの街の香りを たずさえて

   今一人 この浜辺に たたずんで
       繰り返される 時の流れの中で



   風は誘い 砂が波打つ
       ほのかな潮の香りを ただよわせ

   浜辺吹く 春の風は 肌寒く
       月射す光り 僕を照らす



   index






 
       「君の愛にサヨナラ」



   今日の汽車で僕は この街を出て行くよ
        過去を振り返りながら 一人寂しく遠くの街へ

   プラットホームでは 故郷へ帰る人達の
        楽しそうな笑い声が 聞こえてくる

   あー 君は どうして来ないのだろう
        もう発車のベルは 鳴っているのに



   汽車の窓から見た 君と暮らした街並みを
        君と渡った橋も 今は古ぼけてしまった

   通り過ぎる踏切の もの寂しい音が
        僕の心の中まで 響いてくる

   あー 君の声が聴きたい
        でも、もう 会えないのだろう



   どこか名も無い駅で 一人ベンチに座れば
        一人になった君の顔を 思い出してしまう

   くわえ煙草に火を点けて ふと見上げた灰色の空に
       君の星座が 霞んで見える

   あー 君は僕の心の中から
        一人寂しく 旅立ったんだね



   index







     「Spring Wind -窓を開けて- 



   春の日差しに起こされて 眠い目をこすり
         お決まりの モーニングコーヒー

   変わらない時の 流れの中で
         違う何かを 探してみたくなる

   いつもと違う 道を通って 家に帰ろうかな
         新しい出会いがそこに 待っているかな

   窓を開けて 風を入れよう いろんな風を
         辛いことや 哀しい事を 吹き飛ばすくらいの



   春の匂いに 誘われて
         家を飛び出す 子供達の声

   街吹く風に 背中を押され
         違う自分を 探してみたくなる

   誰もが、みんな 可能性てやつを 持っているものさ
         暖かい陽射し 体に浴びて 歩き出そうかな

   窓を開けて 風を入れよう いろんな風を
         嬉しい事 楽しい事 運んでくるよ



   いつもと違う 道を通って 家に帰ろうかな
         新しい出会いがそこに 待っているかな

   窓を開けて 風を入れよう いろんな風を
         辛いことや 哀しい事を 吹き飛ばすくらいの

   窓を開けて 風を入れよう いろんな風を
         嬉しい事 楽しい事 運んでくるよ



   index







          「小さな自分」



   遠くを走る車のライト
       きっと、楽しかった 今日の事 話してるんだね

   今日の僕達 なにかおかしいね
       二人で居る時にも すれ違ってた

   君の瞳に映る 僕の顔 まるで息吹きかけたガラス
       曇ってしまって うまく映りゃしない 僕の心を、かたどってる
  
   君が黙って うつむく度に 僕の心と君との間は
         遠く離れて行くようで 今の僕、少しいらだってる



   波間に漂う潮の香り
       空には 星が ちりばめられて

   少しの時間が 長く感じられ
       黙ったままの 二人の姿

   僕が悪いと解っていても 少し素直になれない
       君が何かを 話し出すのを 待っている

   「これから二人 どうなるの」 君の何気ない問いかけに
       君を見た時、光が射し 君の頬つたう一粒の雫 映し出した

   君の涙を見た時に 小さな自分が恥ずかしかった
       これから僕も、もっと素直に なって行くからね 君も僕を



   index







      「See You Again My Friend」



   街のはずれの 古ぼけたカフェテラスで
       久しぶりに お前に会って 懐かしかったよ

   髪を肩まで伸ばし ヒゲなんか はやして
       昔の面影など どこにも ありゃしない

   あの頃の二人は この店の片隅で よく飲み明かしたもんだ

   お前は、いつも グラス片手に
       得意そうな顔をして 女の話ばかり



   思い出を語れば あわただしい夕暮れも
       綺麗な星空に 変わってしまう

   「俺、嫁さんもらった」と 照れくさそうに話してくれた
       今日の最終列車で 俺は故郷へ帰る

   お前の嫁さんにも よろしく伝えてくれ 故郷へ帰ったら 手紙を出すよ

   お前も返事ぐらいは 書いてくれよ
       嫁さんの自慢話でも 聞きたいもんだ



   久しぶりに お前と 昔を語って
       今日は とても 楽しかったよ

   またいつか この店で語り合おうじゃないか
       二人の時間が 許すかぎり

   今度、会うときには 子供の話でも 聞かせて欲しいもんだ

   See You Agein My Friend
       また会おう この街で また会おう この店で

   See You Agein My Friend
       また会おう この街で また会おう この店で



   index







         「Take a first step」



   頭の中でぐちゃぐちゃと いろんな事を考えたとて
         何も 気が休まる 事などないだろう

   小さな不安が 重なり合って
         大きくなって 行くだけじゃないか

   Woo Wo Woh Take a first step in my life
    Woo Wo Woh Take a first step in your life



   ジーパンに履き替えてさ シャツのボタン1つ2つ外して
         まずは始めの1歩から 踏み出してみようじゃないか

   きっと何かが 変わっているはずさ
         普段着の ままで

   Woo Wo Woh Take a first step in my life
    Woo Wo Woh Take a first step in your life



   index







     「哀しい文句のラブソング」



   難しい事は 言わないで
        ひとつのグラスに 過去も捨て

   嘘の ひとつも 付けないうちは
        夢も 明日も 見えないだろう

   君が 初めて付き合った 男の名前で 呼べば良い



   君が 誰かを 知るよりも
        君が 誰になるか 決めようよ

   生まれ 変われる 心ひとつで
        ネオンの 街も 星の海

   哀しい文句のラブソング きっと微笑んで 思い出す

   哀しい文句のラブソング きっと微笑んで 思い出す



   index







             「If you meet !」



   街角のパブリック テレフォン 君に電話をしたくて
      受話器はずし ダイヤルを 回したんだ いつものように

   君の家に電話かけても 呼び出しの音だけが 響く
      君が、そこに居る事ぐらい この俺が わからないと言うのか

   If you meet!  今度、街で会ったなら
    If you meet!  きっと、きっと言えるさ I love you !



   空まで とどきそうな ビルの谷間 吹く風に
      後押しをされて歩く この俺は なんだか虚しくて

   信号を気にしながら 走る車の 鳴らす クラクション
      今日は、やけに耳にさわる 気持ち半分 いらだっている俺

   If you meet!  今度、街で会ったなら
    If you meet!  きっと、きっと言えるさ I love you !



   index







        「まぶたのスクリーン」



   唄ってくれないか あの時の あの唄を 今のお前に
      聴かせてくれないか あの唄を 今日の俺に

   明日の為に 懐かしさに 浸りたい夜もある
      一人お前の唄を 聴いていたい 夜もある



   ざわめきと煙草の 煙の中で 聴こえてくる お前のメロディー
      あの頃の香りを 運んでくる アコースティクギター

   街角の灯りが ひとつ ふたつ 光を放つように
      いろんな場面が 映し出される まぶたのスクリーン


   唄ってくれないか あの時の あの唄を 今のお前に
      聴かせてくれないか あの唄を 今日の俺に

   唄ってくれないか あの時の あの唄を 今のお前に
      聴かせてくれないか あの唄を 今日の俺に

   唄ってくれないか あの時の あの唄を 今のお前に
      聴かせてくれないか あの唄を 今日の俺に

   唄ってくれないか あの時の あの唄を 今のお前に
      聴かせてくれないか あの唄を 今日の俺に

   唄ってくれないか〜
      聴かせてくれないか〜



   index







          「 人生70年 」



   そんなに急いで 何処へ行くのですか?
      走っていけば 何か良い事ありますか?

   何にも無いのなら やめなさい 体が疲れるだけですよ!

   椅子に腰掛け モーニングコーヒー飲んで
      シャツのボタンはめて 出かけましょうか

   何処へ行くかは 分からないけれど 精一杯 生きるだけ



   長い長い道の上に しっかりと 足跡 付けて 歩こうよ

   足が疲れたら 道端の木陰で チョイと一休み

   疲れを癒す その時間は 人生の中の
      何千万分の一かの 事じゃないんですか

   1日 24時間 急いで生きたとて 人生70年


   焦らず 慌てず ゆっくり歩こうよ
      まだまだ長いよ 人生は

   1日 24時間 急いで生きたとて 人生70年



   index







           「言葉を忘れた人達よ」



   携帯メール打ちながら テレビ観て 笑い転げ 横になって
    「ありがとう」「ごめんなさい」「愛してる」「あなたが好きです」

   こんなんで 本当に 相手に 心伝わりますか?
    こんな文字で 相手に気持ち 伝わると 思いますか?

   言葉を忘れた おろかな人達よ
          言葉を忘れた 悲しい人達よ

   自分の意思を 伝えたいのなら 自分の気持ち 「心」 伝えたいのなら
    相手の目を見て 言葉、声で 伝えようよ

   あなたには 「言葉」と言う 素敵なものが あるじゃないですか
    あなたには 素敵な「言葉」と言うものが あるじゃないですか



   自分の気持ち 相手に伝えられず 時が過ぎるのを待っている あなた
    「嫌い」「ごめん」「やめて」「許してください」

   嫌な言葉ほど 相手に はっきり伝えなきゃ だめだよ!
    無言のままでは 何の解決にも なりゃしない

   言葉を忘れた おろかな人達よ
          言葉を忘れた 悲しい人達よ

   自分の意思を 伝えたいのなら 自分の気持ち 心 伝えたいのなら
    相手の目を見て 言葉、声で 伝えようよ

   あなたには 「言葉」と言う 素敵なものが あるじゃないですか
    あなたには 素敵な「言葉」と言うものが あるじゃないですか



   index







           「明日を求めて-西へ西へ-



   街の灯りを後にして 俺達は あての無い旅に出た
    古い家が 建ち並ぶ 街並みも いざ旅立てば 綺麗に見える

   煙草を吹かしながら 流行り唄 口ずさめば
    あの街で暮らした 思い出が 心の中を廻ってる

   西へ西へ 俺達の旅は続く テネシー・ルイジアナ・テキサス・カリフォルニア
    夜空の星だけが 俺達の心を 慰めてくれる



   通り過ぎる車も 無い時 あの酒場に居た 老人を思い出す
    「一度しかない青春だ 思う存分やれ」と 俺達を励まし 勇気付けてくれた

   まだ見ぬ 明日を求めて 俺達は旅を続ける
    そこに何があるかは 知らないけれど ただ希望だけを たずさえて

   西へ西へ 俺達の旅は続く テネシー・ルイジアナ・テキサス・カリフォルニア
    まだ見ぬ 明日を 俺達と一緒に 探してみませんか


   西へ西へ 俺達の旅は続く テネシー・ルイジアナ・テキサス・カリフォルニア
    まだ見ぬ 明日を 俺達と一緒に 探してみませんか

   西へ西へ 俺達の旅は続く テネシー・ルイジアナ・テキサス・カリフォルニア
    まだ見ぬ 明日を 俺達と一緒に 探してみませんか



   index







         「めぐる季節に」



   砂の波が綺麗に 海へ向かっている
     風に吹かれ 舞う砂が 暖かな香り運んでくる

   冬の間 寂しかった この浜辺にも
     子供達の はしゃぐ声 似合うようになった

   いつの間にか季節は 冬から春へ



   あじさいの花の色が 変わり行くように
     人の心も移り気で 風に髪をなびかせている

   突然 降り出した 雨に 追われるかのように
     軒下で 雨やどり 曇った空を見上げてる

   いつの間にか季節は 春から夏へ



   小麦色に焼けた 肌が冷めてゆく
     裏庭で ひぐらしが 涼しさを感じさせてる

   街を吹く風にも 肌寒さを感じ
     長袖のシャツが 似合いだした 今日この頃

   いつの間にか季節は 夏から秋へ



   北風が窓をたたき 吐くト息は白さを増す
     沈む夕日の早さが めぐる季節を物語る

   街を行く恋人同士 肩を寄せ合って
     舞い落ちる 枯葉の中 小走りに走り去る

   いつの間にか季節は 秋から冬へ


   いつの間にか季節は めぐり めぐる



   index







               「無 題」



   君は、一人じゃないよ 手を出してごらん 僕が、いるよ
   君は、一人じゃないよ 目を開けてごらん 皆が、いるよ


   僕も、一人じゃないよ 手を伸ばせば 君が、いるよ
   僕も、一人じゃないよ 目を開ければ 皆が、いるよ


   君も、一人じゃないよ 手を出してごらん 僕が、いるよ
   君も、一人じゃないよ 目を開けてごらん 皆が、待ってるよ



   index







       「君がいた あの頃」



   セピア色している あの頃の唄
        君が良く唄ってた あの頃の唄

   流るるメロディーに 耳傾ける僕
        窓越しに見える 君と出会った街

   グラスに映る 遠い昔の想い
        思い浮かべては 頬杖ついたまま



   壁をレンガ色に染め 過ぎ去る時間
        時を刻む古時計 止まる時間の中

   あの頃とは何も 変わっていない
        変わってしまったのは この僕だけだろう

   素直になれなかった 僕と君
        ほんの ささいな事で 会わなくなった

   あー あの時 君の手を しっかりと握り締めてたら
        今 僕の前に 微笑む君が 座っていた事だろう


   あー あの時 君の手を しっかりと握り締めてたら
        今 僕の前に 微笑む君が 座っていた事だろう



   index







          「6月の雨の中で」



   二人語る言葉も無く 二人見合わせる事も無く
     僕の今の気持ちを 君に伝える事も出来ずに

   止まる時の流れが 二人の周りで

   君がもう少し 僕の前に早く 現れていたなら 僕は君を
    こんなに悲しませる事はなかった 降りだした 6月の雨の中で



   結ばれる事のない愛を 二人温めてきたのに
      恨むよ 時の流れを なぜ、もう少し ゆっくり流れないのか

   曇り空 いつ泣き出すか分からぬ空 今の君みたいに

   もし君に言葉を かけたならば きっと泣き出してしまうだろう
    このまま君を 抱きしめていたい でも出来ない 今の僕


   君がもう少し 僕の前に早く 現れていたなら 僕は君を
    こんなに悲しませる事はなかった 降りだした 6月の雨の中で



   index







          「新たなる人生」



   この街が 嫌になったから
        俺は この街を 出て行くんじゃない

   ただ、この街に 慣れすぎてしまい
        自分を見失う前に 自分を見つけたかった

   長い暗闇を ぶち破り
       今、俺は 明日に向かい 旅に立つ



   何も考えずに 街に別れを告げ
        新たなる人生を 踏み出すんだ

   もう戻る 事など出来はしない
        また この手で何かを つかむまでは

   レールは続くよ 夕陽に向かい 明日に向かい 走るだけ
    レールは続くよ どこまでも 行き着くところまで 突っ走れ

   レールは続くよ どこまでも 明日に向かい 走るだけ
    レールは続くよ どこまでも 行き着くところまで 突っ走れ

   レールは続くよ どこまでも 明日に向かい 走るだけ
    レールは続くよ どこまでも 行き着くところまで 突っ走れ



   index







        「 Love song -ラブソング-



   僕が初めて 君を見かけたのは 暖かな陽が射す午後
      白い喫茶店 前で君は ぽつんと立っていたね

   「誰かと待ち合わせですか?」と 声掛ける勇気も無く
      通り過ぎる 僕の後には ただ影だけ

   その日から 僕は 君の事を 毎日毎日 想ってた



   そう あれは半年前の 暑い陽が射す午後
      僕が声掛けると 君は笑顔で うなずいてくれたね

   今でも忘れていないよ あの時の胸の高まり
      二人の愛を育てて行こうよ いつまでも

   君と僕とは 生まれた時から 二人出会う事は決まってた
    君と僕とは 生まれた時から 二人出会う事は決まってた

   君と僕とは 生まれた時から 二人出会う事は決まってた



   index







            「逢いたかった」



   走り寄る 君を受け止め 力強く 抱きしめた
    通りゆく 人の目など気にせずに 君だけを 見つめていた

   止まる 時間の中で 君の 笑顔がそこにあった

   逢いたかった 逢えなかった でも二人 心繋がっているよね
    逢いたかった 逢えなかった 君の傍には 僕が居るから



   少しずつ 近付いてく あなたが 待ってる場所
    高まる想い はやる気持ち抑えきれず 駆け寄った あなたのもと

   流れる 時間の中で 二人の時間が そこにあった

   逢いたかった 逢えなかった 寂しかったよ 今日まで
    逢いたかった 逢えなかった あなたの笑顔 今近くで見つめてる


   逢いたかった 逢えなかった 繋いだこの手 離さないよ
    いつまでも いつまでも 二人一緒だよ 二人の約束だよ



   index






        「君に会いたくて」



   何回も 何回も 君の携帯電話に
       電話をかけたんだ 遠い昔の 君宛に

   もう一度 もう一度 君に会いたくて
       留守番電話に メッセージ入れたんだ

   出会った頃の君に もう一度 会えるかな
       あの頃の 君に 会いたくて 会えなくて

   思い出と共に 君からの返事待ってる
       うつむき かげんの 僕一人



   何度も 何度も 君に会えるかなと
       電車の時間も 変えてみたんだ

   もう二度と もう二度と 出会った頃の君に
       瑠璃のグラスが 壊れるように もう戻れないのかな

   西日射すこの部屋で 君を待っている
       思わしい 思い出は 胸の中に

   今、君の中には 僕は居ないのかな
       でも、僕は いつまでも 君を待っている


   何回も 何回も 君の携帯電話に
       電話をかけたんだ 遠い昔の 君宛に



   index







        「 Go To The Beach 」



   ビルの谷間 灰色に染まる 空と、うごめく 人の流れ
     そんな風景を見てると なぜか心が 曇ってしまう

   どこまでも広がる 青い海に 会いたくて
     車に Keyを差し込んだんだ 昔、映画で観た 主人公のように

   青く澄んだ海が そこにある
     曇った都会を 今すぐ皆で 抜け出そうか



   サーフボードを 頭に乗せて 走るよ車は ハイウェイ
     どこまでも続く 一本道を 白い砂浜めがけ

   カーラジオから流れる 懐かしいメロディー
     足でリズム 刻みながら 行くよ 憧れの 南の島へ

   青く澄んだ海が そこにある
     曇った都会を 今すぐ皆で 抜け出そうか

   青く澄んだ海が そこにある
     曇った都会を 今すぐ皆で 抜け出そうか



   index







             「初めての出来事」



   あなたと二人 この浜辺で 何も語らず 海の彼方を見つめてる
    繰り返される 時の流れの中 吹く風は暖かく 二人の心を包み去る

   あなたの手が 私の肩にかかり 力強く抱き寄せられ
    あなたの胸 顔を埋めたまま 私の全てを まかせた

   暮れ行く夕陽の色が 二人を照らし出してゆく
    まるで愛の サイレントシネマの スクリーンのように



   いくつかの時が 流れたことでしょう 頬つたう一粒の雫も 渇いてしまった
    海の色が 変わり始める時 波の音は静かに まるでラブソングのように

   瞳と瞳 見合わせ そっと 口付けを交わし
    誰もいない海 二人だけの時 初めての出来事

   このまま ずっと、こうして居たいのに 時は いじわる
    これからも私を 包んで行ってください いつまでも



   index







       「 放浪詩人 」



   この冬の空 灰色に染まり
     凍える手を ポケットに入れ
   また次の町へ 北風に背を向け
     僕は、歩き続ける 何かを求めて


   ふと入る 一杯酒屋
     この町の 酒を酌み交わす
   長い旅の疲れ この一時で
     何もかもが 忘れ去られん


   放浪詩人の 心の寂しさ
     友も無く ただ旅を続ける
   歩き疲れて 立ち止まり 見上げて空に
     いくつもの星達が 輝く



   index







        「少し、おやすみ」



   君は 哀しい事や 辛い事を
       たくさん、たくさん抱え 頑張ってきたんだね

   一人きりの夜に枕抱え 誰にも知られず
       くやしさに涙流し 泣いた夜も あったね

   もういいよ 少し休もう もういいよ 僕がいるよ

   朝の光が 君の頬照らすまで 朝の光が 君を起こすまで
       僕の腕で 少し、おやすみ 何も話さなくていいよ

     少し、おやすみ



   誰にも話せずに 辛い気持ちを
       心の奥底に沈め 頑張ってきたんだね 君は

   一人きりで 頑張ってきたんだよね
       誰も解ってくれない事が 辛く悲しかったんだよね

   もういいよ 少し休もう もういいよ 僕がいるよ

   朝の光が 君を起こすまで 朝の光が 君を照らすまで
       僕の腕で 少し、おやすみ 僕の腕で 静かに

     おやすみ


   明日の朝、いつもの笑顔 見せてくれるね

     おやすみ



   index







           「幼い日の思い出」



   昔、僕の家の前に 川が流れていれば 良いのにと思った
    なぜって 僕が、その川で お魚釣りが 出来るのに

   昔、僕の家の前に 川が流れていれば 良いのにと思った
    なぜって 僕が、その川で 毎日、泳げるから

   幼い日の思い出は くるくる回る くるくる回る 独楽のよう

   幼い日の思い出を 心の中に しまっておくさ
    鍵をかけて 誰にも見せずに しまっておくさ



   昔、僕の家の前に 大きな木があれば 良いのにと思った
    なぜって 僕が、その木に登って 遠くの町を 見下ろせるのに

   昔、僕の家の前に 大きな木があれば 良いのにと思った
    なぜって その木で虫を取って 皆に見せて あげられるから

   幼い日の思い出は くるくる回る くるくる回る かざぐるま

   幼い日の思い出は いつまでも 忘れないでいたい
    そして明日から 一歩ずつ 大人になっていくだろう



   index







                    「もうやめよう」



   もうやめよう  逃げるのやめよう    立ち向かって 乗り越えよう今を
    もうやめよう  目をそらすのやめよう  今を見つめよう 現実を見よう

   もうやめよう  閉じこもるのやめよう  朝日を浴びて 夕陽を見に行こう
    もうやめよう  無理するのやめよう   自分の出来る 事をやろうよ

   もうやめよう  悲しむのやめよう    明日は必ず やってくるから
    もうやめよう  泣くのはやめよう    気が済むまで泣いたら 笑おうよ

   もうやめよう  諦めるのやめよう    自分を信じれば 出来るさ きっと
    もうやめよう  隠すのやめよう     隠してる自分が 恥ずかしくはないか

   もうやめよう  悩むのやめよう     動き出そう 明日に向かって
    もうやめよう  走るのやめよう     自分のペースで 歩こうよ今を

   もうやめよう  憎むなんてやめよう   自分が惨めに なるだけじゃないか
    もうやめよう  喧嘩なんてやめよう   話し合えばきっと 解り合えるさ

   もうやめよう  振り返るのやめよう   明日を見よう 未来を見よう
    もうやめよう  悔やむのやめよう    精一杯生きよう 自分を信じ


        立ち上がれ 立ち向かえ 乗り越えよう今を
            自分を信じ 君なら出来る

        歩き出せ大地に 足跡付けて 自分を信じ 明日に向へ

        立ち上がれ 立ち向かえ 乗り越えよう今を
            自分を信じ 君なら出来る

        歩き出せ大地に 足跡付けて 自分を信じ 明日に向へ

        立ち上がれ 立ち向かえ 乗り越えよう今を
            自分を信じ 君なら出来る

     歩き出せ大地に 足跡付けて 自分を信じ 明日に向へ



   index







           「Try again」



   今日がダメでも 明日があるよ
      明日が、もしダメでも 次の日があるよね

   ダメから始まる事 きっとあるはずさ
     みんな挫折を繰り返し そこから這い上がって行く

   諦める事は 簡単だ
     でも自分で 決めた事だよね

   敗北は勝利への
     始まりじゃないだろうか

   Try Try Try again  Try Try again
     Try Try Try again  Try Try again



   1度や2度の失敗で 簡単に夢諦めてしまうのか
     君の追いかけてたものは そんなにちっぽけだったのか

   苦しい時には 少し休めばいい
     辛い時には 誰かに話せばいい

   誰も君を責めたり するはずは無い
     全力を出し切った 今の君は輝いているよ

   Try Try Try again  Try Try again
     Try Try Try again

     自分の夢に向かって 自分の夢諦めるな
     自分の夢を処までも 自分の夢掴み取れ

   Try Try Try again  Try Try again
     Try Try Try again  Try Try again



   index







             「 自転車 」



   自転車ペダル 足を乗せて 力いっぱい踏み込んだ
    遠いあの日の小さな思い出 記憶の中、小さな思い出

   何も怖くなかった 何も考えなかった
    その先に ある物が 楽しくて 嬉しくて

   夕陽に向かって走っていた
    追いつけそうな気がしてた 無邪気にペダル踏んで



   自転車ペダル 思いっきり回し スピード上げて走っていた
    遥か遠くの街へ行きたくて 行けそうな気がしてた

   「現実」と言う二文字は 胸にしまい込んで
     夢を追いかけ 夢を見つめて 夢だけを信じて

   掴んだ自分を思い浮かべ
    一人部屋で 微笑んでた 遠いあの頃


   薄れかけてる 小さな記憶
    少しだけ僕の心に 思い出してみようか

   明日、しまい込んでた自転車
    ほこり払って 少し磨いて 乗ってみようかな

   明日、しまい込んでた自転車
    ほこり払って ペダル思いっきり 踏んでみようかな



   index







        「 一人暮らしの自分 」



   何もする事もなく 一人街を ぶらぶらと
    目に映るものといえば お決まりの アベックばっかし

   そんでもってさ おいら頭に来てさ「バカヤロー」と
    大きな声で叫びたかったけれど
   今の俺には そんな事 出来はしない

   そこ行く彼女 今夜、俺と付き合わね〜かい



   気取って煙草をくわえても なぜか、さまにはならね〜よ
    行きつけの喫茶店で バカらしくコーヒーを飲めば

   空しさと 哀しさが ごっちゃ混ぜになって
    いつしか おいら 昔に戻って行くようで
   何故か、おいら とても寂しいよ

   そこ行く彼女 今夜、俺と付き合わね〜かい

   そこ行く彼女 今夜、俺と付き合わね〜かい



   index







       「 今年の夏は雨ばっかし 」



   今年の夏は 半年も前から 海へ行こうと思っていたのに
     いつも雨降りで 行けやしない

   今年の夏は ポカポカお日様と ギンギラギンの浜辺で
     真っ黒焦げになりたかったのに これもダメだ

   今年の夏は 雨ばっかり降っていて
     テルテル坊主も 軒下で あくびしてた



   今年の夏は 暑くなりそうだと 半年も前から天気予報
     当たる訳が ないじゃないか

   それをまともに信じて 1カ月も前から アイスクリームにコカコーラを
     買いだめしていたのに とても寒い

   今年の夏は とっても寒くって
     ポカポカお日様も 家の中で 昼寝してた

   今年の夏は 雨ばっかり降っていて
     ポカポカお日様とテルテル坊主が 喧嘩してた



   index







     「一日の終わりに」



   今日、一日 いろんな事があった
    時には 悲しい事もあったけど
   自分なりに生きて来たと思う


   明日になれば 明日の風が吹く
    なんて言う事は僕は嫌いさ
   今日を何気なく過ごすなんて


   僕は行く 一人でも行くさ
    長く苦しい道でも
   僕は歩き続ける 明日何があろうとも



   index







        「 夕 陽 」



   この頃 僕は いろんな事を
     一人考え込んでしまう
   なぜか僕は 海を見たくて
     ただ車を走らせる

   海に沈む夕陽の あの美しさよ
     何物にも 例え様のない 広大さよ

   明日からの僕は この夕陽のように
     大きな心を 持って生きて行きたい



   index







        「 哀 歌 」



   信じ合う事は 簡単なようで
     とても難しい事ですね
   信じれば信じるほど 二人の間は
     遠退いて 行くだけ

   もし 愛する人の心の中に
     自分以外の 影を見たとき
   それは、哀しい事ですね
     それは、さみしい事ですね


   愛し合う二人には時の流れは
     川の流れと 同じようですね
   一度流れてしまえば 二度ともとには
     戻る事はない

   もし それが儚く虚しい
     事だと初めて 気付いたとき
   それは、哀しい事ですね
     それは、さみしい事ですね


   もし 愛する人の心の中に
     自分以外の 影を見たとき
   それは、哀しい事ですね
     それは、さみしい事ですね



   index







     「 あかね色の空の下 」



   小さな手をにぎり 家路急いだ
    あかね色に染まる 空の下

   暗くなるまで 泥んこになって遊んだ
    無邪気な はしゃぎ声と 泥だらけの 笑顔

   僕の記憶の 中にある
     ほんの ささいな 出来事も

   僕にとって 君と過ごした 数々の日々は
     大切な 大切な 宝物だよ



   二人の時計は 今、動き始めたばかり
     まだまだ 動きは ぎこちないけれど

   季節を重ねて 歳を重ねて
     沢山の想い出を 作っていくんだよ

   僕が たった一つ 願う事は
     二人、 幸せな 笑顔でいて欲しい

   いつまでも どんな時も 僕は君を
     見守り続けているよ そっと遠くから


   いつまでも 二人手を握り 歩幅合わせて
     歩いていくんだよ あかね色の空の下



   index







     「 背伸びして のぞいたよ 」



   高台の公園に 続く一本道
        春の日の午後 いつもの ジャリ道 散歩道

   サク越しに見える町 大きなエントツ 流れる川
        赤、白、黄色、クレヨンみたいに 色んな色があったよ

   背伸びして遠くの景色 のぞいたよ
        いつもより 遠くまで見えたよ

   春の風に 舞う花びらに 乗ったら
        あそこまで 飛んで行けるかな



   覚えたての歌を 口ずさみながら
        ゆっくり、ゆっくりと 歩いてく この道 散歩道

   道端に生きている 名前も知らない草花
        おだやかな 風に乗り 飛び回る虫たち

   背伸びして下を のぞいたよ
        小さな花が 咲いていたよ
   あたたかな 陽射しいっぱい 体に受けて
        笑って 咲いていたよ


   明日もまた この道を通って
           高台の公園まで お散歩

   明日もまた 何かに会えるかな
           明日もまた 晴れるかな



   index






















































































































































inserted by FC2 system