そよ風の小部屋


  僕に、素敵な詩を書いてくださった人達の 詩を紹介するページです。ごゆるりとご覧ください。




   「悲しき冬の風」    「峠の道」    「遠い日の想い」
   「吟遊詩人の唄」    「僕のギター」    「夏のたより」
   「オーバーオールとハイヒール」    「クリスマス ナイト」    「君の季節 -ロマンス坂- 
   「春って楽しいね」    「過 失 -あやまち-    「ブラインド スマイル」
   「いつの日にか」    「 I wish could stay -そばにいれたら-    「 happiness -花束添えて-







        「悲しき冬の風」



   走り去る車のライト いく筋も消えて行くのを
    見つめてる街角で 人ごみに たたずんだまま

   遠い まなざしで 一人

   悲しみは もう終わったのに 今日の続きが 昨日になる
    追い続けてた あの夢を
   思い出せば また少し 歳を取った自分に気づく



   あの人と 初めて行った 映画館 今は壊され
    思い出が、またひとつ 消えて行く そんな気がして

   白い ため息を ついた

   影を引きずり 背を向けてく 僕の心に冬の風が
    昨日の出来事、振り返り
   笑う事が 出来たなら その時 この街を出よう


   悲しみは もう終わったのに 今日の続きが 昨日になる
    追い続けてた あの夢を
   思い出せば また少し 歳を取った自分に気づく



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               「峠の道」



   恋に落ちた 少女がいつも 待ちこがれてた 峠の道
    あの人だけが 少女にとって 自分の全ての世界だった

   春に乗り遅れた風花 夏の陽射しに浮かぶ 少女の汗にも

   気づかずに 少女の中の世界を 早足で踏みつけた夢



   二年の月日が 通り過ぎても 何も言い出せず 峠の道
    自転車こぐ チェーンの絡む音 夜になれば それは子守唄

   けれど少女は きっときっと春が来ると 秋の空に冬を見つめていた

   気づかずに 少女の中の世界を 早足で踏みつけた夢

   気づかずに 少女の中の世界を 早足で踏みつけた夢



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      「 遠い日の想い 」



   両手 ポケット 砂を蹴ったら
     夢が一つ 消えてしまった

   朝、早い 海は凪静かに
     深い傷を そっと包む

   この涙 いつからか 流れた事も 気づかない
     君を想う 激しさも 何の役にも 立たなくなった



   朝日に染まる 砂浜に
     残る足跡 海へ続いている

   背中 丸め肩すぼめ 歩く
     僕に 風は そっとささやく

   遠い日の出来事を ふと思い出してしまいそう

   君と出会った この海を 今日は一人で訪ねてみました



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       「吟遊詩人の唄」



   トルバドールの伝説を 知っていますか
    夢の世界を旅してきた 詩人達の事を

   遠い遠い昔に 人々の心から心へ
    風に乗り雲を追いかけ 通り過ぎて行った 旅人達よ



   何を求めて 何を探し続けたのか
    何のために唄ったのか 教えて欲しい

   広い広い大地を旅して 月を仰ぎ
    星を見つめる日々の中で 何を得たのか 語って欲しい


   トルバドールの伝説を 知っていますか
    夢の世界を旅してきた 詩人達の事を



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        「僕のギター」



   木目の色がくすんだ 僕のギターは
     いつの間にか錆びていた 糸も寂しそう

   変わり行く日々も 僕のこの部屋の
     片隅でじっと見つめてた 僕のこのギター

   思い出すのは あの頃の事
     寂しさ唄たのも このギターだったようで



   去年の春は君が 僕のこの部屋にいて
     僕が爪弾くギターで よく唄ったものだった

   でも、僕がこのギターを 弾かなくなった時
     君も僕の前から 居なくなってしまった

   春の風よ この僕を
     どこか遠くへ 連れて行ってくれないか


   春の風よ この僕を
     どこか遠くへ 連れて行ってくれないか



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       「夏のたより」



   いつでも お決まりの白い Tシャツと
    薄ぺらな ビーチサンダルを 身に着けて

   うだる中を今 風にまかせたら
    いつもの海で落ち合おうぜ 焼けた顔に白い歯で

   一年経って どれくらい君は
    変わったのか 気がせく季節



   昨日、届いたんだ 君のたよりが
    おかげで不眠症 目はウサギみたい

   だけどこの心 風に舞い上がる
    「いつもの海で待っていてね」 その言葉を繰り返し

   青い空と 海と 白い砂浜と 君が
    去年のままで いて欲しいと願う


   一年経って どれくらい君は
    変わったのか 気がせく季節



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   「オーバーオールとハイヒール」



   オーバーオールが とても素敵だね
      4年は確かに 長かったけど

   今は、何も 聞かずに いよう
      今の気持ち ただそれだけが 光ってる

   祈っていたよ 毎日、僕空に
      君の香りも 姿も 変わらないと

   オーバーオールの 代わりに ハイヒールが
      だけど心は 今でも あの頃のまま



   僕の 好きな Gコードさえも
      あの時の響きを 今も伝えてる

   思っていたよ 毎日、僕は
      二人、笑顔で迎える 明日を

   君と 僕の為に 作ったLove Song
      君への 想いを この唄に託した

   二人の心は この大空に
      高く高く 飛んでいるんだよね


   オーバーオールの 代わりに ハイヒールが
      だけど心は 今でも あの頃のまま



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       「クリスマス ナイト」



   La La La La La 〜


   故郷は、もうすぐさ 近づいた 列車の外
     ほんの少しの 温もりも 君とならば 温かい

   手探りのトンネルを くぐり抜け
     君と迎えられる クリスマス ナイト

   窓の外は白い雪 全てを包む白い雪
     ほら 僕の故郷が 夢、広げて



   降り立てば ホームの やわらかな 灯りが迎え
     隣の君の 小さな肩 抱き寄せながら 歩き出す

   流れくるメロディーと 鈴の音
     忙しそうな人々 クリスマス ナイト

   街中が白い雪 お似合いの白い雪
     ほら 僕は、いつまでも この腕広げて


   窓の外は白い雪 全てを包む白い雪
     ほら 僕の故郷が 夢、広げて

   ほら 誓うよ いつまでも君の隣で


   La La La La La 〜



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           「君の季節 -ロマンス坂- 



   人ごみの交差点 横切る時に 君はいつも きつく僕に言ってたね
    「ポケットから 手を出してよ」 「まるで一人ぼっちに見られるわ」て

   照れくささと 意地っ張りの性格で 「良いじゃないか」と君より早歩き
    今想うと、めまいの中で 君が知らない場所で 泣いていた

   「ロマンス坂にはまだ早い二人だね」て言った 僕の冗談も
    君の白い 背中の記憶だけが 残ってしまった 秋のシーンの中で



   避けられない 悲しいエピローグが 君の方から 知らされるなんて
    その時さえも この僕が 一番辛い様に 思えてたんだ

   夏の日差しには 秋の夕暮れが 必ず来るものなのに 何も気づかず
    あの時の君の 本心を読み取れないで 肩震わせてた・・・

   日めくりの 君のバースディ 赤いマジックで ハートのマークを
    置き去りにされたのは 僕じゃなく 君の方だと気付いた 冬のシーンの中で


   忘れる事が 今も出来なくて 手紙であやまる事も 出来なくて
    毎日が君から 離れて行くけれど もう二度と君を傷つけない

   もう会わない もう・・・



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       「春って楽しいね」



   春の陽だまりの中 色とりどりに咲く
     花たちを見て mu mu mu
 
   小さな女の子が言った
     「春って楽しいね」 「春って楽しいね」



   花たちの周り 冬から目を覚ました
     虫たちを見て mu mu mu

   小さな男の子が言った
     「春って楽しいね」 「春って楽しいね」



   緑の光、浴びて 遊ぶ子供達
     見ていたら mu mu mu

   口元、春が微笑ろんでゆく
     「春って楽しいね」 「春って楽しいね」


   「春って楽しいね」 「春って楽しいね」


   La la la la 〜



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     「過 失 -あやまち-」



   明かりを閉ざした 暗い部屋に
     一人きりで 物思いし日々

   いくつも、いつも流れ去る
     時の重さを かみ締めていた

   心の窓を 開こうと
     何度も、何度も 空を見上げたが

   あまりのも 眩しい日の光
     思わずためらう 自分の姿



   夢さえ忘れてた 暗い心に
     恐れを知らない あの頃が光る

   いくども、いくども流れ落ちる
     涙の冷たさに 打ち震えていた

   心の傷を 癒そうと
     何度も、何度も笑い浮かべたが

   昨日までの 過失は隠せはしない
     流れる涙が 語ってる


   心の窓を 開こうと
     何度も、何度も 空を見上げたが

   あまりのも 眩しい日の光
     思わずためらう 自分の姿



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          「 ブラインド スマイル 」



   昨日までと 同じくらい これからも 初めての出来事に 出会ってゆく


   他の誰でもない君自身の 心と気持ちの繰り返しに
    疲れを知るんだね

   喜びや哀しみ以外の想いが 君と誰かを傷つける事も
    何もかも一つの無駄など無い たった一度の過ちにしても

   君の震える背を 俺は逃げずに
    この身体 全てで見続けるよ 俺の笑顔の前で



   想い出の一瞬一瞬に 手触りと にほいが残っている

   さりげなくなんて 人並みのように
    上手くやろうなんてしなくていいんだよ

   行けよ これから起こる 不安や苦しみにも
    君だけが生きている証の笑顔と信じて

   君の震える背を 俺は逃げずに
    この身体 全てで見続けるよ 俺の笑顔の前で

   君の笑顔の後ろで



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        「 いつの日にか 」



   思いがけず君は コーヒー入れてくれたね
     それがとても嬉しくて 心揺れたんだ

   車覗いて探す君のしぐさ 振り向く笑顔に My heart beats
     無理に誘ってた Live追いかけて 来てくれた
   二人で聴いた Acoustic melody

   意識したのは 何時からだろう 粉雪のように降り積もって
     憧ればかり強くて 何も見えなくなってた



   まっすぐ伸びてく ヒコーキ雲 見つめていた
     何処かで青く消えていく 空色にとけて

   叶わぬ恋も 疼く胸の痛みも 同じ空へ Gone for a way
     偶然の再会に張り裂けそうな想い

   会わずにいる時間が癒してくれたはずなのに
     立ち止まって振り返れば 傍らで微笑む誰かがいた
   優し過ぎた人 その瞳に僕は もういない

   今は心だけ置き去りのままでけど いつかきっと季節重ねて
     普通に笑い返せるように なるから

   いつの日か きっと See you with smaile someday



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     「I wish could stay -そばにいれたら-



   夕暮れ降り出した雨 傘は一つだけ
     君は、肩を抱き歩き出す 信号変わった交差点

   戸惑いながら そっと胸に 顔を埋めてみた
     二人の歩幅 合わせて ときめき 弾む心

   「まだ帰らない」我がままに 優しいまなざし感じていた
     君と過ごす 初めての Birthday まるで夢見る頃のように



   待ち合わせは「いつもの場所」 メールで合図
     少し遅れて歩きながら 「ねえ 腕組んでも良い?」

   振り向く君に わざと腕組みしてみせた
     君から繋いだ 手と手 照れてる横顔

   見つめる幸せの瞬間 静かに寝息を立てている君
     愛しい人が すぐ傍にいるのに 二人同じ朝は来ない


   この想い色あせる事はないよ 君との僅かな時間さえ
     繋ぎ合わせて温もりだけ 抱きしめよう

   この想い色あせる事はないよ 君との僅かな時間さえ
     繋ぎ合わせて温もりだけ 抱きしめよう



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     「happiness -花束添えて-



   ブラインド上げ店先へ 朝の光 優しく
     並んだ花達も 目を覚ますよ

   腕まくり エプロン姿 両手広げ
     花を抱え  ウインドーの中 いっぱいにしよう

   君と出会い この街で 居場所を見つけた
     誰かに伝える メッセージ

   思いを込めて 花束にして
     幸せを届けよう これから出会う 君へ



   最初の頃は ぎこちなくて 微笑んでも不自然?
     季節は巡り 出会いがくれた
   メガネの奥 キラキラ瞳  こぼれる君の笑顔
     僕にとって 生きてゆく支え

   二人の夢合わせ 歩いていこう
     鮮やかに 君が作る アレンジフラワー

   大切な想い 伝えるために
     幸せを 届けたい これから出会う 人へ


   君と出会い この街で 居場所を見つけた
     誰かに伝える メッセージ

   思いを込めて 花束にして
     幸せを届けよう これから出会う 明日へ



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